| ●貯金と預金の違い |
最初に金融トリビア。
普段使っている言葉の「貯金」と「預金」の違いって知ってる?
郵便局にお金を預ける事を「貯金」
銀行・信用金庫にお金を預けることを「預金」っていうんです
だから、「銀行に貯金する」
とは言わないです。
最初は知らなかったです・・・へぇ、へぇ!へぇ!!
そして、中身も厳密に言うと違いがあるんです。
どこが違うかと言うと、ひとつだけ。
放っておいて増えるか増えないかです。
預金は利子が付いて増えますが、貯金(貯蓄)は本来、利子が付きません。
でも、日本では貯金と預金の区別がされていなくて、両方とも利子がつきます。
日本では「貯金」をするとお金が増えますね。
(利子が少ないのは目をつぶって!)
そういう意味では、「貯金(貯蓄)」ではなく「投資」の性格が強いのです。
だけど海外では、「貯金」には利子がつかないところもあります。
だから本来は「貯蓄」といった場合、「預金」とは異なります。
利子を考えてはいけないのです。これをしっかり把握しておかないと、
「投資」と「貯蓄」がごちゃごちゃになってしまいます。
まぁ別に、一般的には同じような意味で扱われてるからそれほど問題はないんですけどね!
|
| ●金利の知識 |
金利とは「お金の使用料あるいは貸借される貸借料と言われるもの」です。
お金の貸し借りが行われると、お金を借りた人が貸した人に支払う使用料ということです。
銀行からお金を借りると、元金の他に利子を返さないといけませんね。
逆に銀行に預けてる時にお金が増えるのは、
銀行がお金を借りてるので、その貸借料として金利を支払ってるわけです。
金利は利息または利子というような額を指すほかに
「利率」を指す場合にも使用されます。
「利率」とは金融商品を保有している人に支払われる利息を
元本に対する年率として表したものです。
◆単利と複利って聞いたことありませんか?
単利とは常に最初に預け入れた元金に対してのみ利息が計算されます。
それに対して複利とは一定期間ごとに支払われる利息を元本に足して、
これを新しい元本とみなして利息が計算されます。
例えば
100万円を年利3%の単利の金融商品に2年間預けたとすると(税金は考えない)
1年後には100×1.03=103
2年後には100×1.03+3万円=106 ・・・106万円となります。
今度は100万円を年利3%の複利の金融商品に2年間預けたとすると
1年後には100×1.03=103
2年後には103×1.03+3万円=106.9 ・・・106万9000円になるのです。
以上のように同じ条件の場合は単利より複利のほうがお得なわけです。
利息が元本に加えられる期間によって1ヶ月複利、半年複利、1年複利
の商品にわけることができます。
同条件の場合には利息が元本に加えられる期間が短いほうがお得です。
1ヶ月複利 > 半年複利 > 1年複利
複利で利息が計算されて満期時に一括して利息が支払われる商品、
例えば定額貯金などの金利表示は一般に利率ではなくて
「年平均利回り(利回り)」
という表示方法になっていますが、この年平均利回りは、
ある一定期間で得られる利息や収益を1年あたりのものに換算し、
それを預け入れ当初の元本で割って計算されるものです。
◆固定金利商品と変動金利商品
固定金利商品とは、預け入れた時の利率が満期まで変わらない商品のことです。
(大口定期預金、定額貯金、国債など)
それに対して変動金利商品とは市場の金利水準の変化に連動して
預け入れ期間中にも適用利率が見直される商品のことです。
(変動金利定期預金、貸付信託、ビッグなど)
最近では固定金利商品、変動金利商品以外にも、
運用実績に応じて利回りが変化する金融商品も登場しています。
これを実績配当型商品と呼びます。
収益は運用実績によるので、運用が失敗すると最悪の場合、元本割れもあり得ます。
(中期国債ファンド、MMF、公社債投信など)
|
| ●金利の動き |
預貯金の金利やローンの金利が動く場合、代表的な指標金利がいくつかあります。
これらの金利がいくつか動くことによって、個別商品の金利が動きます。。
つまり、これらの金利をチェックすることにより、この先の金利の動向がある程度推測できます。
一番注目したいのは
10年国債(長期)の利回りです。
これが日本の金利の基準になっています。
この金利が動くことにより、預け入れ期間の長い定期性商品の金利が改定される他、住宅金融公庫の基準金利などにも影響を与えます。
現在の10年国債の利回りはここでわかります。
その他に注目したい指標として、
公定歩合
日本銀行が金融機関にお金を貸し出す際に適用する金利。変更されると、他の指標金利に影響を与えます。
無担保コール翌日もの
コール翌日取引とは銀行が今日お金を借りて、翌日返済するという短期の資金繰りをする取引です。日本銀行が直接的に日々の金融政策の調整を行うことができる金利です。
日本銀行のページで現在の公定歩合と無担保コール翌日もの数値がわかります。
CD3ヶ月もの(短期)
CDとは譲渡性預金のことで、短期の市場金利の代表です。この金利が動くと、預け入れ期間の短い定期性商品の金利やMMFなどの運用実績に影響を与えることになります。
|
| ●金融商品の選び方 |
金融商品って商品によっていろんな特徴があります。
規制緩和のおかげか、
たくさんの金融商品がこれからも出てくるでしょう。
どれを選ぶかは「自己責任」が問われます。
ペイオフも解禁になるので、
銀行は責任持ってくれません。
だからこそ、自分で見極める目を養いましょう。
金融商品を見るにあたり必要最低限チェックしたほうがいいことを書いておきます。
◆最低預け入れ金額と単位
各金融商品では、預け入れをすることができる最低金額が決まっています。
また、その最低預け入れ金額をクリアしても、
いくらずつの単位で預け入れができるか(最低預け入れ単位)も決まっています。
◆預け入れ期間
通常、金融商品には満期(預け入れ期間)というものが決まっています。
しかし、中には満期が決まっていない金融商品も中にはあります。
つまり、無制限に預け入れておくことができるということです。
この場合、満期というのは自分がそのお金を使いたいときということになります。
◆換金性
金融商品には、いつでも換金できる商品、一定期間換金できない商品、
満期まで全期間換金できない商品の3つのタイプがあります。
また、換金するときには
ペナルティ
(中途解約利率といって、通常より低い利率だったり、中途解約手数料が差し引かれる)
がある場合もあるので注意しましょう。。
◆利息の付き方
利息の付き方が単利型か複利型かのほかに、
いつ利子がもらえるのか?
つまり利払いがあるのか満期時一括払いなのかも確認しておきましょう。
◆固定金利か変動金利か
今後の金利の動きによっては、
固定金利商品と変動金利商品では有利になる局面が違ってきます。
現在及び今後の金利の動きを予想して、
どちらが有利な商品なのかをチェックすることもポイントです。
|
| ●72の法則 |
72の法則というのがあるので是非覚えておいて欲しい。
金利が○%の時(複利)元金が2倍になるまでの期間を調べる法則である。
72÷○の答えがその期間である
例えば年利が2%の金融商品に10万円預けたとすると
20万円になるまでの期間はどのくらいだろうか?
72÷2=36 つまり36年かかるのである。
同様に4%だと72÷4=18で18年、6%だと72÷6=12で12年で2倍になる。
銀行の普通預金なんて0.001%の金利なんで、
元金が2倍になるのは72÷0.001=72000
72000年もかかるのである。
こんなんじゃ貯まるまで生きてられないよね。
いかに有利にな金融商品に預けることが大事だということがわかるだろう。
|
| ●利子税 |
金融商品の運用で得られた収益にも、もちろん税金がかかるんです。
税金と聞くと、なーんか嫌なイメージがありますよね。
しかも、勝手に引かれるんですよ。
原則的には所得税15%、住民税5%の計20%税率で税金が徴収されます。
預貯金の利息、
貸付信託・金銭信託の収益分配金、
公社債の利息、
公社債投資信託の収益分配金
以上が利子所得に該当します。
※株式投資信託の収益分配金は配当所得に該当しますが、
実際には利子所得課税に準じています。
利子所得については、給与所得や事業所得などほかの所得とは区別して、
所得税15%、住民税5%の一律20%の税率で税金が源泉徴収されます。
普通は利息の支払い時に金融機関が20%の税金を差し引いて、
税金を差し引いた残りの金額が支払われます。
これを源泉分離課税といいます。
利子所得についてはこれで課税関係は終了して、各人が確定申告をする必要はありません。
俺の銀行口座なんて利子1円だから引くものも引けないつーの(笑)
|
| ●ローンのコト |
せっかく金融商品の見方がわかったんです。
ついでにローンについても教えときましょう。
ローンを借りた時の金利の種類
◆固定金利型
契約時の金利が最後まで適用されます。
つまり、ずっと金利は同じってことです。
◆変動金利型
新規借り入れに適用される金利は、短期(または長期)プライムレート
※プライムレートとは最低貸出金利のことね。
に連動して随時変更されます。
すでに借りた人は、半年に1度そのときの水準に応じて適用金利が改定されます。
◆固定金利選択型
一定期間は契約時の金利が適用され、一定期間が経過した時点で
その後の金利タイプについて
固定金利選択型か変動金利型
のどちらかを選択できます。
一定期間がいつかは金融機関によってさまざまです。
◆上限金利設定型
金利が上昇しても、契約時に決めた上限金利以上には適用金利が上昇しないように
特約をつけた変動金利型ローンです。
通常の変動金利型よりも金利が高くなっています。
◆ミックス型
借入額のうち、一部を変動金利型として、
残りを固定金利選択型に振り分けるタイプです。
借りる時の種類だけでなくて、今度は返済のタイプについても見ておきましょう。
返済タイプで主なもの
◆元利均等返済
常に同じ金額を返済していくタイプ。
返済額の内訳が(元金部分と利息部分)が返済時期によって異なる返済方法
最初は利息ばかりで、後になるほど、元金を減らしていく返済方法
◆元金均等返済
この場合は毎回の元金部分の返済額を一定にする返済方法であるため、
段々とローンの残高が減っていきます。この結果、利息を含めた返済額は
返済が進むにつれ徐々に少なくなります。
繰り上げ返済
期待できる運用利回りと借入れ金利を比較して借入れ金利のほうが高ければ、
手元にある余裕資金はできる限り繰上げ返済にまわしたほうがよいといえます。
具体的には
金利差1%以上
残り期間10年以上
残高500万以上
が目安です。
当てはまるときには繰り上げ返済も検討してみましょう。
|
| ●外貨預金のからくり |
銀行の金利が低いこのご時世、
外貨預金の金利の高さに目が行きませんか?
国内の預貯金が1%もいかないのに、
外貨預金は4%とか、5%とか景気のいい数字が並んでいるからね。
そんなにおいしい商品なら、今すぐにでも!
と思ってしまうかもしれませんが、
チョッと待った!
おいしい話にはなんらかの裏があるはずです。
当然外貨預金にもメリット、デメリットは存在するのです。
外貨預金をはじめとする外貨建て商品はたとえ預金であっても、
円ベースで元本が保証されていない、ということを理解しておきましょう。
円を外貨に換えて預金して、引き出す際に再び円に戻す場合には、
為替相場の影響を大きく受けます。
こうした商品は為替が購入時より円安に動けば金利プラス為替差益の儲けが出ますが、
逆に円高に動けば元本割れすることもあります。
つまり
「円高で預けて、円安で引き出す」
のが外貨建て商品の鉄則です。
あと、為替手数料も必要になります。
円から外貨にするときに手数料が取られて、
逆に外貨から円に戻すときにも手数料が取られるのです。
米ドル預金を例にとってみると、ほとんどの銀行では、
米ドルに換えるレート(TTS)
と
円に戻すレート(TTB)
の間に2円の開きがあります。
なので、一概に4%、5%と高金利でも
実際にはリスクも高く、利子税もとられるので、
広告だけに踊らされないようにしましょう。
|
| ●外貨MMFにも注目 |
外貨というと、外貨預金の他に証券会社が扱っている外貨MMFというものがあるのをご存知だろうか?
実は外貨預金と比べてもなかなかメリットがある商品でもある。
まず外貨投資で運用に大きな影響を与えるものは「為替手数料」です。
通常、外貨預金の為替手数料は1円です。
が外貨MMFなら片道50銭で済むところが多いので、
手数料は外貨MMFのほうがお得なんです。
ドル預金では1ドル100円とすると、売買合計で2円、つまり2%も手数料がかかるので、金利2%であっても、1年間でついた利息が手数料で消えてしまいます(為替変動による利益を考えない場合)
それが半分の1%ならば、その差は金額が大きくなればなるほど、大きくなります。
ドルの場合は片道1%の手数料ですが、ユーロ、オーストラリアドル、ポンドの場合はさらに手数料がかかるので、注意がさらに必要です。
税金でも外貨MMFが非課税なのに対して、外貨預金は雑書得として課税対象になります。このあたりから考えても外貨投資は外貨預金、だけでなく外貨MMFがあるという事も知っておきましょう。
|
|節約編|収入編|投資編|番外編|
|FP整体師のツボTOP| |