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3月21日の厚生省の発表以来、タミフルが処方される患者が激減しました。
インフルエンザの患者さんに聞きますと、
「ニュースを見て怖くなったので、インフルエンザだけどタミフルは要らない」という意見でした。
マスコミはセンセーショナルな事例を報道するので、一般の人には
タミフルが悪い。タミフルを服用しなければ大丈夫というイメージになっています。
ただ、今後一番怖いのは、タミフルを服用しないことで起こりうるインフルエンザ脳症だと思います。
タミフルの発売前はインフルエンザ脳症での死亡者は多く、インフルエンザが怖がられていました。
しかし、タミフルの発表後、タミフルをインフルエンザに服用することによりインフルエンザ脳症の発症は少なくなってきました。
でも、今後タミフルの使用を控えることにより、インフルエンザ脳症の発症が増えることが危惧されます。
どれだけの人がこの事実を知っているのでしょうか?
マスコミは”タミフルが怖い”という不十分な認識だけ伝えて、その裏にある
リスクをきちんと伝えてないような気がします。
現場ではインフルエンザ脳症の危険性も患者に伝えていますが、医療機関としては患者にはこれだけタミフルに対しての悪いイメージがありますと事実を伝え、後は本人やご家族に選ばせるしかないと、いう意見が多数を占めております。
タミフルによる異常行動といわれていますが、
薬局でさまざまな患者を診ている立場でいいますと、
インフルエンザになりますと高熱が出ます。
高熱が出ますと、子供や10代に限らず大人でも幻覚を見ることがあります。
その影響から幻覚によって、異常行動が起こっているのではないか?とも考えられるので、タミフルを服用した直接の影響ではないという意見もあります。
厚生省及び、タミフルに関する製薬会社にはタミフルと異常行動との、因果関係の究明も早急にお願いしたいのですが、
高熱を出されているインフルエンザの患者さんにとって薬がないととても辛い思いをすると思います。いずれにしろ、インフルエンザの患者さんにとっては選択の自由がありますが、
インフルエンザ脳症のリスクも考えていただき、タミフルの服用について検討していただきたいものです。
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